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≪林野庁長官賞≫のグッド・トイ

現代のおもちゃ市場は、毎年1万点以上の新しい玩具が発売されるも、すぐに消えていくものも少なくありません。そのような市販のおもちゃの中から”GOOD TOY”(よいおもちゃ)選びの指針となるよう、1985年よりグッド・トイ選定事業を行っています。


​​そして2010年より、毎年その年のグッド・トイ認定玩具の中から国産材を使用し、且つ、もっとも木材の良さが活かされている玩具1点に対して、林野庁長官賞が与えられています。

それでは、どの様な木製おもちゃが選ばれているのか、ご紹介します。

 
2010年

ヒモを引いて車が動くと、ビー玉が音をたてて動く引きぐるまです。


木のおもちゃと木製雑貨 スタジオノート(北海道) 

素材:カバ、クレモナロープ(ビー玉)


 

2011年

ひばの香りがとても豊かで遊んでいて心地良く、数も豊富なので大きな作品も作れます。


知的障害者授産施設 せせらぎの園(青森県) 

素材:青森ヒバ


 

2012年

ルールを限りなくシンプルにした、女流棋士考案の新しいタイプの将棋。


(株)幻冬舎エデュケーション(東京都) 

素材:ヒノキ(三重・岡山)


 

2013年

サクラやクリなど5種類の木で作った、さまざまな動物の積み木。国産の木で飛騨高山の職人が作る木育おもちゃです。


オークヴィレッジ(株)

素材:国産無垢材




 
2014年

河原の石をモチーフにした積み木。無塗装なので、音や香り、手触り、色合い、重さの違いを遊びながら体感できます。


(株)郡上割り箸(岐阜県)

素材:スギ・ヒノキ・イタヤカエデ・セン・ケヤキ・キハダ・ホオ・アカマツ・クリ・ミズナラ・オニグルミ・トチ・ブナ・ヤマザクラ・カラマツ・ウワミズザクラ

 
2015年

注射器・聴診器・体温計などの木製診察セット。小児科で診察を受ける際に行われる頻度の高い行為を、小さな子どもでも繰り返し遊びながら理解できるように意図して造られました。


堀内ウッドクラフト(神奈川県)

素材:ヒノキ、カエデ、カバ、サクラ

 
2016年

表面のパターンは「水」や「山」を表現しており、素材のヒノキと合わせて岡山県西粟倉村の森が創ったスリットドラムです。バチや手でたたいたり、バチの柄で擦るといろいろな音をだすことができます。


mori no oto(岡山県)

素材:ヒノキ

 
2017年

赤ちゃんのためのおもちゃとして、製作には日本の木材を厳選し、丁寧に磨き、ツルツルに仕上げて完成させています。


(株)なかよしライブラリー(高知県)

素材:国産広葉樹


 

2018年

柔らかな曲線を利用して組み合わせることで、多彩な積み方が可能で、遊ぶ度に新しい造形美を作り出すことができます。


きこり工房 鈴木 和信(岩手県)

素材:ブナ・ケヤキ・センその他



 
2019年

ドア・窓・壁を置いたら、そこは自分だけのおうち。自由に配置できるので、お友達やパパ・ママも一緒に、どんな遊びの空間でも作ることができます。


寺内定夫の木のおもちゃ てのひらえほん(東京都)

素材:北海道産センの木


 
2020年

親指・人差し指・中指の3 本指でしっかりと握れるように、軸を太めに作っているため、手が小さく握る力の弱い1 ~ 2 歳からでも回せます。


独楽工房 隈本木工所(福岡県)

素材:九州産ヒノキ


 
2021年

国産ヒノキを使った2種類のパーツを、つなぐ、積む、挟むなどして立体を作り上げます。


佐藤 良(埼玉県)

素材:国産ヒノキ




 

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