森林率No.1県である高知県に、ついにおもちゃ美術館が誕生します!
7月15日(土)のグランドオープンに向けて、着々と準備を進行中。
今回は、開館準備の様子とオープン関連の情報をお伝えします。
▼佐川町と佐川おもちゃ美術館
おもちゃ美術館が立地するのは、高知県佐川町(さかわちょう。「さがわ」ではなく「さかわ」、にごりません!)。現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」では、植物学博士の牧野富太郎をモデルにした主人公が注目されていますが、その牧野博士の生誕の町です。
牧野博士生誕の地であることから、「植物のまち」として地域住民の活動も活発で、町内にある牧野公園では、「はなもりC-LOVE(くらぶ)」というグループが、植栽活動を中心に四季折々の山野草を楽しめる公園づくりを行っています。
また、佐川町は自伐型林業と、国の制度である「地域おこし協力隊」を組み合わせ、林業の担い手を増やすという独自の林業モデルを築くチャレンジをしていることでも有名です。
川上と川下をつなぎ、生産・消費のサイクルをつくっていくことも想定し、林業と両輪で「ものづくり」にも力を入れ、「さかわ発明ラボ」というプラットフォームも2016年に立ち上げられました。
(佐川町は、2018年にウッドスタート宣言をしています)
そんな町に誕生するのが「佐川おもちゃ美術館」。
自伐型林業とも連携した「木育」はもちろん、新しいコンセプト「植育(しょくいく・植物を大切にする心を育む)」にも力を入れています。
館内には、牧野博士が命名した植物の木の積み木や、牧野博士が愛したことで有名な「バイカオウレン」という植物の群生も木のおもちゃで再現されます。
子どもから大人まで、多くの方に植物に親しむ心を育んでほしいという想いが込められています。
*佐川おもちゃ美術館のロゴマーク(牧野博士が好きな「桜」のカラーをメインカラーとし、バイカオウレンのモチーフが描かれています)
▼おもちゃ学芸員さんとともに
佐川おもちゃ美術館も、他の館と同様、「おもちゃ学芸員」とよばれるおもちゃと遊びの案内人が活動します。
開館までに、「おもちゃ学芸員養成講座」を4回開催、100名を超えるおもちゃ学芸員が認定されています。
おもちゃ学芸員養成講座では、実際に木のおもちゃやボードゲームで遊び、そのおもちゃの楽しさの根っこにあるものを話し合ったり、木のかけらからものづくりをして、五感をとおして木と向き合うワークショップをしたり、様々なプログラムを1.5日間体験してもらいます。
冒頭の赤エプロンを着用した方の集合写真は、6月18日に行われた「おもちゃ学芸員出発式」の様子。約8割の方が出席され、開館目前にして心を一つにし、活動意欲が高まる機会となりました。
▼グランドオープンに向けて
佐川おもちゃ美術館は、7月15日(土)にグランドオープン予定です。
グランドオープンの前に、「プレオープン期間」を設定し、まずは町民の皆さまや近隣の方々に佐川おもちゃ美術館にお越しいただく機会を設けることにしています。
プレオープン・グランドオープンの詳細につきましては、公式facebook・instagramにてお知らせしていきますので、よろしければチェックしてみてくださいね。
佐川おもちゃ美術館facebook
佐川おもちゃ美術館instagram
**佐川おもちゃ美術館 グランドオープン告知チラシはこちら**
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