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木のおもちゃ作家さんに会いに行く!①

  • 執筆者の写真: mokuikulabo
    mokuikulabo
  • 2022年11月19日
  • 読了時間: 3分

ーナカムラ工房・中村隆志さん(前編)ー



今回は特別ブログとして、「木のおもちゃ作家さん」突撃レポートをお届けします。


そこでみなさん、突然ですが、質問です!


みなさんが、一番好きな「木のおもちゃ」は何ですか?


頭の中に思い浮かべてみてください。

おうちに持っているものなら、目の前に準備してみてください。

もし、ずっとほしいなと思っているけれど、まだ持っていないものなら

そのおもちゃを検索してスマホやパソコンで表示してみてください。


そのおもちゃのどこが好きですか。


 木の触感・色・香り…

 デザイン…

 はたまた、遊びの広がり方でしょうか。

 昔から遊んでいて「愛着」があるので好き、という人もいるかもしれません。


そのおもちゃを作った人の名前は知っていますか。

そして、どんなときに、どんな想いで作ったのか、知っていますか。


私は、ある一つの木のおもちゃについて、

「このおもちゃを作っている作家さんにお会いして話を聞きたい」、と思い、

思わず新幹線に乗って突撃してしまいました。


いつものブログとはちょっと違う番外編ですが、

よろしければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

(そして、すでに長くなりそうな気がしてきましたので、2本立ての連載にさせていただきます(笑))


まずは、木のおもちゃの紹介。

KIto TEtoという国産の木のおもちゃシリーズの中の

H-CUBE(エイチ・キューブ)」というおもちゃです。

一見すると、とてもシンプルな、すべて同じ形の立方体の積み木の12個セット。

よく見ると、お料理でいう“面取り”がされています。

この面取り部分がポイント!

積み木遊びに広がりを生む仕掛けになっています。


私が、このおもちゃを好きな理由は大きく3つ。


① デザイン

大人が遊んでいてもおかしくない、シンプルなデザイン。

あまりにも可愛らしい色合いや柄があるおもちゃは、大人の手からは遠のきがち。

このおもちゃの「装飾が最小限で、媚びないデザイン」がお気に入りです。

② 木の魅力

木の触り心地の良さ。このおもちゃは、新潟県産スノービーチというブナの一種の木材が使われています。この木材を使うことに至った経緯も、おもちゃ作家さんにうかがってきました。

③ 遊び

遊びの広がりの大きさ、見た目とのギャップ。一見するとシンプルな積み木なのに、積み方のバリエーションが3パターンあります。そして、その3パターンを組み合わせると、高く積む・かっこよく積む・何かの形をイメージしながら積む…、など、どんどん遊びが広がります。遊ぶ人によって楽しさを広げられる、優れたおもちゃです。

3パターンの積み方(面で積む・線で積む・点で積む)
ピラミッドのようにも積めます

何よりも、実際に全国各地のおもちゃ美術館で「H-CUBE」を囲んで、子どもからお年寄りまで、多くの笑顔が広がっている様子を見て、このおもちゃの持つ不思議なパワーを感じていました。


そして、デザイン・木の魅力・遊びの観点から、制作時の想いや苦労などもうかがいたい!と、東京から新潟県まで行ってしまったのです。

このおもちゃを制作されているのは、新潟県新潟市秋葉区でおもちゃ工房「ナカムラ工房」を営む中村隆志さん。

ナカムラ工房 中村隆志さん

子育て支援センターでの保育士時代に、木のおもちゃと向き合ったことを機に、木工技術の専門学校を修了され、さらにはおもちゃコンサルタントも取得して、木のおもちゃ作家としての活動をされています。

 ▷ナカムラ工房HP:https://www.nakamuracoubou.com/


いまでは、ご自身のオリジナルの作品の他に、ウッドスタート自治体の誕生祝い品のデザインや制作も手掛けられています。(秋田県大館市の「秋田犬プルトイ」デザイン、長野県信濃町の「ナウマンゾウのグリップカー」デザイン、長崎県松浦市「青のまちパズル」デザイン・制作)


次回は、「木のおもちゃ作家さんに会いに行く!①」後編として

●「H-CUBE」誕生秘話

●作家から見た「H-CUBE」の面白さ

をお届けしたいと思います。


まずは、読者のみなさんが、身近な木のおもちゃを改めて見つめて、作り手の想いも想像するようなきっかけが生まれていれば、嬉しく思います。

来月の後編では、いよいよ新潟へ。


JR信越本線・新津駅~

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