2022年4月9日(土)、熱い日差しが照りつける南の地、沖縄やんばるで「やんばる森のおもちゃ美術館 キックオフセレモニー」が行われました。
やんばる森のおもちゃ美術館は、2014年沖縄県国頭村に開設された姉妹おもちゃ美術館の第1号。同館は、開館以降、地元国頭村森林組合が運
営していましたが、2022年4月1日より、東京おもちゃ美術館と同じく「NPO法人芸術と遊び創造協会」が運営することが決まりました。キックオフセレモニーは、同館の再スタートを村内、村外の皆さまへお知らせするとともに、今後多くの方に支えられ愛される場所になるべく行われたもので、村内外から50名超の方々にお越しいただきました。
やんばる森のおもちゃ美術館には、本州にあるおもちゃ美術館では見られないような木材で作られた造作やおもちゃで溢れています!
たとえば、「木のたまごプール」。上の写真の左と右で、使われている木材が違います。みなさんは、どちらがやんばる森のおもちゃ美術館の木のたまごか、わかりますか?
(答えはこのブログの最後に…)
やんばるでは、リュウキュウマツの木のたまごプールがあったり、床材はイタジイ、イヌマキのひっつき虫の木、赤い花がきれいなデイゴのおもちゃなど…、沖縄ならではの木の文化を伝えています。
🌲今後のやんばる森のおもちゃ美術館
これまでの東京おもちゃ美術館や姉妹おもちゃ美術館におけるノウハウ、川上から川下までをつなぐ木育の実践、住民たちとともに進める場づくり、を国頭村においても実践するとともに、地域ならではの「草玩具ワークショップ」等の展開を予定しています。
2021年世界自然遺産に登録された希少な生物が生きる「奇跡の森」であり、今年春にスタートしたNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台でもある「やんばる」。注目が高まっているエリアのおもちゃ美術館には、遠方からも訪れる方が多くいらっしゃいます。
那覇空港から2時間半と、少し距離はありますが…、みなさまのお越しを心よりお待ちしています!
📷草編み玩具づくり実践の様子(マーニのソリづくり)
📷運が良ければ、ヤンバルクイナにも会えるかも
🌲やんばる森のおもちゃ美術館で活動しませんか?
<おもちゃ学芸員養成講座>参加者募集中!
日程:
第1期 2022年5月21日(土)・22日(日)
第2期 2022年7月2日(土)・3日(日)
おもちゃと遊びでやんばるの木の文化と自然を伝えるボランティアスタッフです。
詳細は下記チラシPDFをご覧くださいませ!
A(クイズの答え) 右の写真が、やんばる森のおもちゃ美術館の木のたまごプールでした! リュウキュウマツで作られた木のたまご、木目に迫力があり、「世界一美しい木目」という人もいるとか。
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